手帳手記_20161205_月

 ゼロに戻ったからまた書いている。
 不思議なもんだ。
 過去に自分が書いたものを読むと、ちっとも変ってないかと思いきや、意外に進んでいる自分の心に気付く。
 不思議なもんだ、あのフィーリングは、今の自分に合わなくなっている。あの頃のフィーリングは今の自分に合わなくなっている。たとえ週末にAdultなもんに逃避する負のサイクルからは逃れられていなくても。
 たとえまだワクワクする仕事には出会えていなくても。破れた皮が治って硬くなるように。
 つぶれた豆の後がぶ厚くなるように。一回り大きな自分が居るよここに。するってーと、この意味のない手記も、道しるべや足跡として
意味を成していた訳だ。

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