「ポイ捨ての種類」

 一日に書く数の上限は無いので、今朝思ったことについて書く。
 まず、「ブロークン・ウィンドウ理論」というものをご存知か?
 私も詳しくは知らんが、「そうじ力」の本* で知ったものであり、簡単に言うと、人は環境によってその精神状態が変わる(影響される)というものだ。
 つまり、あなたの通勤する道中がポイ捨てのゴミだらけだった時にちょっとイライラしませんか?という話で、例えばポイ捨てのゴミと犯罪率には相関があるということだ。

 まあ、そういうことを知ってから、道に落ちているゴミなんか拾って捨てたりすることが多くなったのだが、今朝思いついたことというのはこれはモノだけでなく人にも当てはまるのではないかということだ。
 例えば、通りすがりの人に舌打ちされる。真後ろから来た自転車にいきなりベルを鳴らされる。知らない人に顔なんかをジロジロ見られる。店の人にぞんざいに扱われるなど、人の悪意を感じることは日常に多々ある。つまりこれはポイ捨てされたゴミと同じだ。モノに対しての行為か人に対しての行為かの違いである(?) と考える。

 そうするとだな。いきなり喧嘩を吹っ掛けられるとかの大きさの悪意であれば、粗大ゴミが放棄されてるのと同じで、わざわざ「捨てる」必要は無いと思うが、上記の様な「小さなゴミ」だったら、簡単に「捨て」られるのではないかと言うことだ。そうすることで、他の人に悪意が及ぶことを防げるかも知れない、もしくは減らせるかもしれない。そんなことを考えた。
 ―2014/6/7(土)

※ 「人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」」/舛田 光洋

初出_2014/06/07
改1__2019/06/22 改行や空白を除去。

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