「ひとりごと2」

彼女にはよくキスしたものだ。
好きだからキスするのか、キスするから好きになるのか、
その辺はわからない。
恐かった と別れ際、彼女は言ったものだ
愛され過ぎて恐かった と。
彼女ってば、真面目だったんだな今思うと。
俺は別にただそうしたいからそうしていただけだ。
だから彼女も自由に、好きな様に、彼女の好きな様に俺と付き
合ってくれりゃ良かったんだな。と思う。
うっとおしかったら、「今日は止めて」とか、別に言ってくれりゃ
良かったのに。俺の事、そんな一言でキレるような恐い男だと
思ってたのかね。あれだけ話して、あれだけ一緒に居たのに、
彼女は何を見てたんだろう。
それとも、見たいところしか、見えてなかったのかな。
男女の仲ってわかんない。
理解できないこともある。
コンピュータでも解けないことがあるんだぜ。
ただ感じること。心地良いと思えること
それだけがある。それだけ、それだけで良い。―3/13(金)

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