旅_高知_DAY1_20190426_金

 居酒屋は長宗我部にて書いているGWの1日目の夜だ。なんと高知県にて書いている。
 ひとりなのに刺身の盛り合わせなんてたのむんじゃなかったな。ちと多過ぎら。
 カフェの良さは店のレイアウトで決まる。
 居酒屋の良さはというと?
 少なくとも店のBGMが関与していることは明らかだな。
 この店なんてのは映画の戦闘シーンかなんかみたいなBGMだから、なんか居心地が悪いな。いや、居心地が悪いのは一人だからか。
 チェーンの居酒屋に一人で入るもんじゃネェなぁ。居心地が悪すぎる。も少し小さな店に行ってみようか?

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 今日、高知へ来て思ったことと言えば。「根の生えた生活がしたい」ということだ。
 今の東京の暮らしはいつか終わって、”本当の生活”がどこかのタイミングで始まると思っている。
 けどそう思ったままもう30になろうとしていて。どっかのタイミングなんてのは永遠に来ないのかもしれない。なんて思う。

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 なんで09:30発のフライトを予約したりしてしまったんだろうか?なんでモロに通勤時間にかぶることに気が付かなかったんだろうか。

 その旅は3月に思い付きでとったフライトチケットから始まった。チケットは往復で\28,880-だ。気ままな一人旅だと安いと思っていた。その時点では。
 飛行機は羽田発、高知空港着。(09:30発)
 空港に着いたのは8:30頃。なんでこんなに人が居るんだ?いや、大学生にGWなんて関係ないか。ん?チケット持ってきたか?いやいや、このご時世、スマホがあれば登場手続きできるはず。そう、Gmailに予約のメールも来てたし。
 近くのカフェに入り、搭乗手続きのメールを確認する。ん?「確認番号」?え?コンビニ支払した時にもらった領収書に書いているだァ?いや持ってきてねーし。どーしよ、こりゃJALの受付カウンターで聞くしかない。
 「すみません、発券に必要な「確認番号」がわからないんですけど、・・・」
 「5番のカウンターで手続きしてください、その際身分証が必要になります。」
 いやー、あぶねー、早めに来ててよかったー。
 ん、結構並んでるぞ、間に合うか・・・?
 「09:30発までのお客様いらっしゃいますかー?」
 どうやら、並んでいても出発時刻が近い人は優先してくれるらしい。。助かった。。

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 高知に着くとまず空港から市街地までのバスに乗った。空港からはかなり中央の駅まで距離があるのだ。バスの切符は\720-だ。

 高知駅前に着くと、まず目に入った定食屋うさぎ亭へ入る。
 入口にあったメニューの看板を観ずに入って失敗。カウンター席にはメニュー表がないのだ。しょうがないので、定食ではなくカレーを注文。目の前で理科室の実験みたいなビーカーとガスバーナがある。ごぽごぽとコーヒーを淹れていて美味そうだ。しかしカレーにはコーヒーは付かないらしい。次回来た時には定食を注文しよう。

photo 074

 昼を食べるとしばらくどうするかウロウロする。
 ぶらぶら歩いてどうやら徒歩圏内には見どころがないとわかる。
 
 高知駅前にはレンタカーの店(日産、トヨタ、オリックス)が軒を揃えている。どうやら観光客はレンタカーが足のようだ。
 レンタカーか、確かにこの旅でペーパーを卒業しようとは思っていたが、、うーん。。どうするか。まず値段を聞こうと、日産へ入る。6時間で\8,000-程度。高いな。トヨタはどうだろ。トヨタもあまり変わらずの値段。しかし、魅力的な女性が居たので、しばし迷う(男ってこんなもん)。さらに歩いてタイムズにも入る。しかし、ここはクレジット支払のみとのこと、対象外。
 
 しばらく迷う。なにしろペーパーだ。おまけに高知駅前の交通量は結構多い。怖い。そんなこんなで14:00近くになる。今日という1日がつぶれちまうなぁ。とりあえずスマホで地図を確認。直進と左折でなんとか戻って来れりゃいーんだろと思って、勢いで借りてみる。もちろん保証はフルセットで付けてもらう。軽を借りるつもりだったが無いとのこと、ただし、同額でノートのe-POWERという車種を借りることができた。6時間合計で\8,008-だ。いーのだ、明日レンタカーで桂浜行くつもりだし。練習なのだ。
 
 乗る前に、店の人と一緒に外傷の確認。とりあえず新しいことは分かった。運転席に乗る。いやーペーパーなのにわかんねーよ。「わからないところはありますか?」とか聞かれるから、ウィンカーの出し方から、ギアの入れ方、最後にはサイドブレーキのかけ方まで聞いて出発をぐずぐすと遅らせる。しかし、いつかは発車しなければいけない。心を決めて走り出す。まずは店の前の道路に合流する。あらかじめ考えてあったプラン通りに、まずは左折と直進で、店の前を通る形で(いつでも返せるように)同じ道を周回することにした。とりあえず、直進。交差点になったら左折。その繰り返しで何とか同じ道を3周くらいすることができた。しかし、このままではまずい。なぜなら返す前にガソリンを満タンにして返す必要があるのだ。
 
 4周目くらいになんとか左折で入れるローソンの駐車場があり、車を止めることができた。(これが東京だったらこんな悠長な運転はできなかっただろうと思う)店内でコーヒーを買い、しばし落ち着く。スマホで地図を確認する。ガソリンスタンドを経由して、日産の店にどうやったら帰れるのかを調べる。うーん。難しい。大通りを右折しなければならんのだ。しかしやるしかない。なんとか右折に成功し、ガソリンスタンドに到着。しかし、道路に一度停車し、バックで入らなければならんらしい。ウソだろ?無理だぜ。。しかし、ここも高知の人通りの少なさに助けられ、何とかバックで入ることができた。茶髪で小柄な美人の店員さんが寄ってくる。とりあえず満タンでと告げる(ガソリンで良いのかわからんかったのだ)。ここまでこれば、あとは目と鼻の先の日産に入り、車を返すだけ。ENEOSの美人のおねーさんに別れを告げ、日産に無事入り、車を返すことができた。結局6時間パックで、1時間弱しか乗らなかった。もったいないけど返せないよかマシだよね。

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 しばし解放感に浸り、車の運転はもうしないと思い、ぶらぶら。
 車で通った神社へ行ってみたり、高知城へ行ってみたりする。いやはや疲れてきたぞ。
 少し早いが、予約していた宿へチェックインすることにした。リバーサイドホテル松栄まで歩く。
 
 確かに川沿い。確かにラブホテルに囲まれている。部屋は古いが広い。和室は心が落ち着くもんだ。とりあえず、夕飯を食べに外へ。

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