久しぶりに鉛筆で書いている日曜の夜20時過ぎだ。
この練馬に引越してきてそろそろ二年になろうかという時期だが、東部練馬の方が、豊かさがあったなと思う。
この練馬に来てから手に入れた習慣の一つに、風呂がある。すなわち入浴だが。
フロってのはあなどれんもんだ。
にごり湯の入浴剤を入れて、BGMにジャズなんてかけて39度くらいの湯にひたっていると、不意になにか、新しいアイデアが浮かんできたりする。
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このブログを知っている人ならわかると思うが、今の俺の人生は同じことの繰り返しだ。
すなわち、ルーティンの繰り返しを、悪癖を断ち切ろうとして失敗し続けることの繰り返しだ。
そんなことを延々とやっていると、身体全体で、あきらめを感じるようになってくる。変化を起こす気にすらならなくなってくる。
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フロってのは不思議なもんで、そんな状態でも、何かが起こったりする。
ヒトの力の源は何だろう?
何かをやる気にさせる、つまり、こうやって文字を書く力を生じさせる根源とは?
それすなわち、「変われるかもしれない」「変わるかもしれない」という望み、あるいは想像力だ。
あるいは、そうしたワクワクする未来の可能性に気が付くことがひとつ挙げられると思う。「もし週末、アダルトなものに依存せずに過ごすことができたら?」「昔みたいに、自分がおもしろさを持って文章をつむぐことができたら?」そんないくつかの自分にとってはワクワクする可能性が、こうやって日曜の夜にモノを書かせる力を生み出してんだな。