「深夜のひとりごと」

眠る前に書くもんじゃない。
どうしてもやっつけになっちまうからね。
ミミズののたうった様な字で、 適当に書いちまう。
ここまでくると 書くことの意味なんか考えちまうな。
つまり、何のために、こんな無駄な文を書いてるのかってこと。
義務感で書いててもしょうがない? そりゃそうだ。 けど一方でこれは
義務じゃなくて、 日課でもある。 日に課してんだな、 この用紙一枚を
埋める行為を。 それはつまり、歩くのと同じで、一歩右足を出すとする、
そうすると、一歩出す前と後では、一歩分違ってんだな。
つまり文字通り一歩分進んでいる訳さ。
この文字を書く行為も同じでね。 どんな文字でも 一文字書いたら
一文字分進んでんだな。 だから書いてる。
潜在的に変わりたいと思ってるのかね。 変わるとはカードを裏返して、
全く別の何かにいきなり成ることじゃない。 変わるとは、積み重ねることだ。
いわば何かをすることだな。 階段を登っていくイメージか
だから、誰だって変われるし、 毎日変わってんだな。 ただ、そのスピードは
それを意識してるかしてないかで違う。 なぜ変わりたいって思うのか、 そりゃ
現状よりおもしろい場所へ行きたいからだな。
つまるところ、彼女が欲しいって話だな ―6/4(水)

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