豊かさを失って
心の平穏も失って
ああ、 どこからか乾いた風
僕をどこかへ飛ばしてくれないか 遠いどこかへ ―
誰も居ない 浜辺へ ―
ああ、 日常
ああ、 日常に何を求めよう 自分すら 見失いそうなのに
明日には明日の
風が 本当に吹くから不思議だ
はるか かなたへ 僕をつれてって
ある日突然起こるドラマみたいな話
くだらなく話し合えたらいいのに ただ 笑いながら
誰も居ない岸辺は風が冷たい
だけど、 しばらくそうしてたい
誰も居たないんだから そう ずっと一人で
現実という豊かな世界で
夢を見るのも悪かない いつか現実が輝く様になる
黄金色に。 夢の様な黄金色に。 ―8/5(火)